ご挨拶
100年後、人がこの時代を振り返ったとき、どういう時代として位置づけられているのだろうと思うことがあります。
ここ数年、教育界をとりまく世界だけを振り返ってみても、コロナ禍によるICTの急速な普及や入試改革など、大きな変化が訪れています。当然、教材の中身も変わっていきます。
企業もよく進化論に例えられて、変化に順応できたものだけが生き残れると、半ば慣用句的に言われます。実際に人類が生きながらえてきた要因の一つに、並外れた適応力ということがあるのでしょう。
しかしながら、変化にあらがう意識をもてることが人の特徴だということもできます。
1976年に創業し、創業者である初代社長須藤靖夫が歩んできた道は、そのまま「編集プロダクション」という業態自体の黎明期でもありました。2017年には清水千穂が2代目の社長となり、私で3代目となります。
50年近い歴史の中、変化していく社会の中で変わらないものが、「誠実さ」という当社が築いてきた伝統です。
今まで当社とお仕事していただいた方々は、きっと当社の担当者の顔や名前を「誠実さ」という言葉と共に浮かべていただけるのではないでしょうか。
何をもって「誠実」とするかは人によっても場面によっても異なることでしょう。ただ、「意地」に裏打ちされる「誠実さ」というものもあるのではないかと私は思っています。社員ひとりひとりが自分の頭で考え、悩みながら、「教材の編集プロダクション」としての「プロ意識」をもって仕事をしているという「意地」「矜持」が当社の「誠実さ」を生み出しているのだと考えています。
そして、各自の「意地」に基づいて誠実に仕事をすること、つまり、「誠実なモノづくり」が教材の編集プロダクションとしての当社のアイデンティティでもあるのです。
創業者はよく申していました。人が100年生きるのはまれだけれど、法人は上手に育てれば100年でも200年でも生きていくものだと。企業は社会から求められなければ存続できません。そのためにはもちろん、変化していく社会に対応していくことが必要です。とはいえ、表層的に変化を追い求めるだけではつまらない。「誠実なモノづくり」というアイデンティティを核に据え、考え悩みながら皆様と共に進み、よりよいアウトプットを目指す、これからもそうした会社であり続けられるようにすることが私の務めだと考えています。100年後の世界の人からもそう評価されるように。
2021年11月1日 代表取締役社長 塩川政春
理念
私たちの想い
よりよい社会の創造に貢献する企業を目指しています。
カルチャー・プロが目指すもの
- 目標
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- 利益を創出し続けることによって、企業の健全な成長と安定を実現すること。
- 「誠実なモノづくり」によって確かな価値があるものを生み出すこと。
- 多様な人材の働き方が認められ、活躍できる「場」を提供し続けること。
- 社会の変化に柔軟に対応し、永く業界の発展に寄与すること。
- お客様とのパートナーシップを大切にし、常に必要とされる制作会社となること。
- 戦略
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- 高品質な教材制作を実現する編集ノウハウの蓄積。
- 全教科・全工程の編集制作を行う体制の構築。
- 社会の変化に合わせたコンテンツの情報収集と制作。
- 組織力と編集スタッフ動員力を活かした大規模プロジェクトへの参画。
- 主体性・自主性に基づいた個の力の活用。
- 特長
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- それぞれのスタッフが教科内容に精通しており、一般的な編集知識と技術はもとより、教材独特の知識と編集技術を身に付けていること。
- 1976年(昭和51年)から続く編集プロダクションとして、豊富な実績や信頼があること。
- 社内・社外に高い技術を持つ編集スタッフを多数有しており、大規模なプロジェクトに一元管理・ワンストップでスムーズに対応できること。
- 教育・教材をとりまく様々な変化に対して果敢にチャレンジする姿勢があること。
基本情報
会社沿革
1976年(昭和51年) | 創業者 須藤靖夫がニチメン実業(株)の教育機器(シートフォン)の開発に携わったのち、教材の企画・供給及び学習塾フランチャイジングシステム展開のため、シート学習塾(株)設立。 |
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1980年(昭和55年) | (株)カルチャー・プロに商号変更、学校直販教材や家庭学習教材の企画・編集を広く行う。 |
1981年(昭和56年) | 中学英語のVTR教材や音声教材を企画・制作。 |
1982年(昭和57年) | 中学英語のCAI用ソフトを企画・制作。 |
1986年(昭和61年) | 事務所を調布市に移し、英語教材を主力とする企画・制作会社として新たな第一歩を踏み出す。 |
1990年(平成2年) | 資本金 1,000万円。 |
1991年(平成3年) | 第1回「日本編集制作大賞」(教材部門賞)受賞。 |
1992年(平成4年) | 第2回「日本編集制作大賞」(グランプリ)受賞。事務所移転。 |
1995年(平成7年) | 事務所移転。5教科体制が整う。 |
2001年(平成13年) | 事務所拡充。 |
2007年(平成19年) | 事務所拡充。 |
2011年(平成23年) | 第6回「日本編集制作大賞」(デジタル部門賞)受賞。 関西支社開設。学習相談の業務や実技教科の教材制作を本格的に開始する。 |
2014年(平成26年) | 第9回「日本編集制作大賞」(教材部門賞)(特別賞)受賞。 |
2016年(平成28年) | 東京本社を現住所へ移転。 |
2017年(平成29年) | 清水千穂が代表取締役社長に就任。 |
2019年(令和元年) | 第14回「日本編集制作大賞」(教材部門賞)受賞。 |
2020年(令和2年) | 第15回「日本編集制作大賞」(グランプリ)受賞。 |
2021年(令和3年) | 塩川政春が代表取締役社長に就任。 |
2022年(令和4年) | 第17回「日本編集制作大賞」(教材部門賞)受賞。 |
会社概要
商 号 | 株式会社カルチャー・プロ |
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設 立 | 1976(昭和51)年3月16日 |
資本金 | 1,000万円 |
従業員数 | 80名 |
代表取締役社長 | 塩川 政春 |
取締役会長 | 清水 千穂 |
取締役 | 中村 淳一 |
取引銀行 | みずほ銀行 府中支店 三菱東京UFJ銀行 聖蹟桜ヶ丘支店 |
主な業務 | 学習教材を中心とした企画・編集・出版とそのデジタル処理 |
所在地
東京本社
〒182-0024東京都調布市布田4-6-1
調布丸善ビル7F
TEL 042-488-2009
FAX 042-486-9444
関西支社
〒604-8223京都府京都市中京区新町通四条上る小結棚町426-1
新町錦ビル602
TEL 075-253-6215
FAX 075-253-6216
分室
〒182-0024東京都調布市布田3丁目1番地1
ザ・パークハウス調布1302
主要取引先
- (株)朝日新聞社
- あすとろ出版(株)
- (株)アルク
- (株)いいずな書店
- (株)内田洋行
- (株)エデュケーショナルネットワーク
- (株)NHKエデュケーショナル
- (株)mpi
- (株)旺文社
- (株)学宝社
- (株)Gakken
- 学校図書(株)
- (株)KADOKAWA
- (学)河合塾
- 教育開発出版(株)
- (株)教育芸術社
- 教育出版(株)
- (株)教育同人社
- (株)桐原書店
- (株)くもん出版
- Classi(株)
- (株)好学出版
- (財)国際ビジネスコミュニケーション協会
- (株)講談社
- (株)三省堂
- (株)サンリオ
- 実教出版(株)
- (株)実業之日本社
- (株)実務教育出版
- (株)ジャストシステム
- (株)集英社
- (株)秀学社
- (株)昭文社
- (株)新学社
- (株)新興出版社啓林館
- 数研出版(株)
- (株)正進社
- (株)西東社
- (株)増進堂・受験研究社
- (株)高橋書店
- (株)帝国書院
- 東京書籍(株)
- 東京法令出版(株)
- TOPPANホールディングス(株)
- (株)ドワンゴ
- (株)永岡書店
- (株)ナガセ
- (財)日本漢字能力検定協会
- (株)日本標準
- (株)文英堂
- (株)文理
- (株)ベネッセコーポレーション
- (株)光村教育図書
- 光村図書出版(株)
- 明治図書出版(株)
- (株)やる気スイッチグループ
- (株)ラーンズ
- (株)リクルート
所属団体
- (社)日本編集制作協会