カルチャーだより

カルチャー・プロのイベントや取り組みなどを報告していきます。

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電話で学習の問い合わせに応える業務を開始しました。

当社では2014年4月1日から,主に電話で学習の問い合わせに応える業務を開始しました。

この業務は,社として初の試みで,準備する我々社員も手探りでしたが,このために採用した専任の学生スタッフとともに試行錯誤をしながら運営をしてきました。

サービスイン当日,最初の電話がかかってきたとき,彼らは管理者である社員の私たちがはらはらしているのをよそに,すばらしい対応をしてくれました。
初日の件数は7件。ほぼひっきりなしに業務に時間を取られていたように思います。
しかし,皆で初日を乗り越えたことで,少なくとも我々社員の間には安心感が生まれました。

その後も,学生スタッフがそれぞれの個性を発揮しながら,日々業務に励んでいます。
写真は最初の筋道を我々と一緒に作ってくれた頼もしい第1期スタッフ。
この先どんな後輩がやってくるかわかりませんが,必ずや彼らの残した経験は財産となるでしょう。

今日から2年目がスタートします。

2014年の日本編集制作大賞にて当社から出品した2作品が,それぞれ受賞しました。

編集プロダクション60数社が加入している一般社団法人日本編集制作協会では,毎年加入社が制作した作品の中から部門別に優秀作品を選出して,日本編集制作大賞を授与しています。この度,2014年の日本編集制作大賞が発表され,当社から出品した2作品が,「教材部門賞」と「特別賞」をそれぞれ受賞しました。ダブル受賞の快挙です!   
☆教材部門賞 『New Angle』(教育開発出版様)   
☆特別賞 『新・算数基礎がため』(自社開発商品)

『New Angle』は高校英語の文法書で,緻密で高い編集力を評価していただきました。 『新・算数基礎がため』は小学1~6年のタブレット端末用の算数ドリルで,算数嫌いの子が多い中,楽しく取り組めそうとの評価をいただきました。

平成26年12月11日には都内某所にて,授賞式が行われました。写真はそのときの模様です。



翌12月12日には会社の忘年会も開催され,受賞の喜びをスタッフ全員で分かち合いました。ご協力くださった皆様,ありがとうございました。これからも,より良い教材づくりを続けていきたいと思います。

新入社員の2人にインタビューしました。

新年度が始まって早1か月がたちました。カルチャー・プロでは,この春,2人の新入社員を迎えました。4月24日には,調布本社にて新入社員歓迎の昼食会が行われ,2人の今後の活躍と会社の発展を祈念しました。

本日は,新入社員の2人にインタビューしてきましたので,その模様をお届けしたいと思います。

1人目は,調布本社のNさんです。

―Nさん,こんにちは。まずは,カルチャー・プロを選んだ決め手を教えてください。
★あたたかい雰囲気が決め手になりました。私は入社前まで学生寮に住んでおり,卒業後に新しい部屋を探さなければなりませんでした。面接の際に,社員の方が引っ越し先の物件探しまで手伝ってくださり,会社や社員の方のあたたかさを感じました。
―確かに世話好きな人が多い気がしますね。仕事でも先輩をうまく使うといいですよ。Nさんは,大学院を卒業されたとのことですが,どんなことを研究していたんですか。
★大学,大学院ともに小中学生対象に「ドラマ活動を用いた第二言語習得」を研究していました。
―英語劇ですか。Nさんは英語課に配属されたので,経験が生きるといいですね。では,3つ目の質問です。カルチャー・プロのここが好き!を教えてください。
★幅広い教材の編集を手掛けているところ,会社の近所においしい飲食店がたくさんあるところが好きです。
―最近は,紙の教材だけでなくデジタル教材も手掛けています。また,音楽などの実技教科にも力を入れていますよ。おいしい店に関しては,調布は和洋中そろっているので,全店制覇目指して頑張ってください。おいしい話はひとまず置いて,編集という仕事について何か感じていることがあればお願いします。
★1つの教材でも,原稿から少しずつ完成に近づいていく(近づけていく)過程が見られるところが面白いと思っています。
―そうですね。教材制作の過程を肌で感じることができると思います。印刷工場を見学する機会もあるので,是非参加してみてください。では最後に,現在の目標や夢を教えてください。
★まずは幅広い教材編集を経験して,編集の基本を身につけたいです。その上で,小学校英語の教材づくりにたずさわりたいと考えています。

Nさん,ありがとうございました。夢は叶いますよ。続いて,関西支社のNさんです。あ,またNさんですね。ちなみに,聞き手もNだったりします。

―Nさん,お待たせしました。早速,最初の質問です。カルチャー・プロを選んだ決め手は何でしたか。
☆面接の時に言われた一言です。「社会人の一番の仕事は『自分の仕事しやすい環境を作ること』」 この一言で,この会社に入ろうと決めました。
―すばらしい! わかるような気がします。最初に聞けたのは実にラッキーですね。そういえば,Nさんも大学院を出られたそうですね。
☆大学では運動行動制御学,大学院では生物の形態を研究していました。
―トカゲの研究をされていたとか。今度詳しく聞かせてください。では,3つ目の質問。カルチャー・プロの好きなところを教えてください。
☆アットホームなところが好きです。
―関西支社はとくに家族という感じがします。Nさんは最初からアルバイトの指導などを任されているそうですね。関西からカルチャー・プロを盛り立てていってください。入社して1か月,実際経験してみて編集という仕事をどう思いますか。
☆奥が深く,やっていてとても楽しいです。入る前に思っていたよりも人と関わることの多い仕事だと感じています。
―編集者というと赤ペンを持ってゲラとにらめっこしていると思われるかもしれません。実際そういう孤独なシーンも見られますが,書籍の制作は,企画,原稿,組版,イラストなどの分業で成り立っています。編集者は,全体をコントロールするコーディネーターと言えますね。それでは,最後の質問です。現在の目標(夢)を教えてください。
☆この1年の目標は編集業務を一通りできるようになることです。「習うより慣れろ」で色々なことに挑戦していこうと思います。

インタビューは以上です。お2人ともありがとうございました。今後の活躍に期待しています。

ビジネス研修を受講しました。

3月に入ってからも,何度か雪が降ったりと今年の冬は長かったですね。個人的には鍋がおいしい日が続き,若干酒量が増えてしまいました。嬉しい悲鳴とはこういうことでしょうか。
また,今年は春分の日を目前にして春一番が吹きましたね。長かった冬が終わりを告げ,急に春が近づいてきたように感じます。

さて今回の編集雑記のテーマは,「ビジネス研修」です。
実は,会社で昨年4月からの1年間,外部主催のビジネス研修コースに申し込みをして頂いたので,なんと全社員が1年間研修を受講し放題ということになりました! 社会人としてのスキルを磨きつつ,異業種の方々と交流もできるすばらしい研修内容でした。
研修の種類も豊富で,「経営関連」「マネジメント関連」「業績向上関連」「管理業務関連」「ビジネススキル関連」「心身のケア関連」「キャリア関連」などがあり,研修対象者も「経営幹部」「管理職」「中堅社員」「若手社員」「専門」などに分かれていて,内容が充実していました。加えて,受講したいと思っていた研修が仕事との兼ね合いで受講できなくても,講座内容は何か月かごとにサイクルしていたので,行きたい講座に行くことができました。

私もせっかくの機会ですので,基本的な内容の講座をいくつか受講させて頂きました。
「ビジネスEメールの基本」では,仕事の中で迷っていたことを一度しっかりと学びたいと思い受講しました。丸付き数字などの機種依存文字を使用しないこと,料金に関わる添付書類はPDFに変換してから送る。など,普段何気なくおこなっていましたが,講師の説明を聞くと良く理解でき,より注意して行う必要があると実感しました。
「仕事の段取り・組み立て方」では,仕事の目的・優先順位をお客様との間で確認し,必要事項の洗い出しをすることが大切だと学びました。こちらも,普段から行わないといけないことでしたが,忙しいときなどはあまり意識できていませんでした。ミスなく仕事を終えるために,忙しいときこそしっかり行い,仕事をスムーズに進めていきたいと思いました。

これらの研修内容はごく一部ですが,この機会に受講した講義内容を自分の中でしっかりと吸収し,少しでも成長して,お客様のご期待に応えられるよう,日々精進したいと思います。

(編集F)

編集講座『印刷の知識~工場見学』に参加いたしました。

本日は2月13日(木)に開講された編集講座『印刷の知識~工場見学』(主催:日本編集制作協会)についてご報告させていただきます。弊社からは今回,若手社員を中心に6名が参加いたしました。

会場は板橋区にある凸版印刷板橋工場。都営三田線志村坂上駅から歩いてすぐのところにあります。守衛さんにご丁寧に説明していただいたにも関わらず,目的地にたどり着けず迷ってしまうくらい広い敷地の工場。ここから,日々多くの印刷物が生み出されています。

さて,いざ工場見学…の前に,30分程度の座学。「印刷」といっても,方法は様々。予算はもちろん,部数やサイズ,仕上がり,色の表現など多くの要素から,印刷方法・印刷機・製本方法が選ばれます。

印刷についての基礎知識が身についたところで,いよいよ工場見学です。  

まずは印刷の様子から。今回見せていただいたのはオフセット印刷の枚葉機(片面印刷)と輪転機(両面印刷)の2種類。オフセット印刷とは,一度つけたインキをブランケットと呼ばれるゴムに転写(オフ)してから印刷する方法です。枚葉機はその名の通り,すでに断裁された紙に1枚ずつ印刷していくための機械です。紙と紙の間に非常に細かい粉が撒かれるため,印刷後の紙がくっつく心配はありません。一方,輪転機は,ご案内くださった方の言葉をお借りすると”トイレットペーパーのおばけ”とも呼ぶべき巨大なロール紙へ印刷する機械です。ワイドショーで見かける,新聞がめくるめくほどに印刷されていく様子を思い浮かべてください。いずれの機械においても,依頼された仕上がりと同様に印刷されているかどうかの細かな確認,そして微調整がなされています。

印刷の次は製版の現場へ。印刷現場と異なり巨大な機械はありませんが,そこにはたくさんのデスクとディスプレイ,そして紙を片手に打合せや校正をする方々の姿が。校正はめくり校正(紙をペラペラめくって違いを見つける方法)や交差法(右目で左を,左目で右を見て違いを見つける方法。立体視)などが行われていました。また,画像の修正・加工処理などもこちらでされているとのこと。匠の技術に思わず唸る一同。

最後に製本の現場を見せていただくため,広い敷地を抜け出し別の工場へ。製本方法には上製本と並製本,さらに並製本には無線綴や中綴などがありますが,今回は無線綴製本の様子を見学しました。すべてのページが製本されているかどうか,ページごとのモニターや計量によってくまなく確認されます。丁合が終わると,糊付け,裁断…ついに本の完成です!

私たちが見学したのはほんの一部ですが,印刷工場の中だけでも数多くの工程があります。さらに印刷工場に入る前,印刷工場を出た後を含めると,本作りには無数の工程があることがわかります。多くの工程があるからこそ,本作りのキックオフから関わることもある私たちの業務の責任を強く感じました。最高の状態で次の工程に進められるよう,より一層業務に励みたいと思います。

(編集K)

会社全体での新年会を開催しました。

編集雑記をご覧くださっている皆様。
遅ればせながら,あけましておめでとうございます。
先日,会社全体での新年会がありました。
司会進行役は新人の私と,同じく新人のKさん。


まずは社長による開会宣言。
会場は,社員がお昼にもよく利用している,中華料理の渝園 (ゆえん)さん。

宴会場を貸切で使わせていただきました。

社員・パートタイマーのこどもたちも参加し,和やかなムードで始まりました。


しかしここで不審者乱入!
……ではなく,恒例のビンゴ大会です。
1等は,油なしで揚げ物ができる「ノンフライヤー」。


さあ,誰が獲得するのでしょうか。


なんと,司会者が最初のビンゴ。
ノンフライヤーをゲットしてしまいました。
このような大失態にもあたたかい拍手を送ってもらえるいい職場です。


2等のキンドルを獲得したK先輩。
「このやろう,おれの1等を」という目で司会者を見ながらも嬉しそうです。


3等は高級レストランでのお食事券。
N先輩とお子さんが獲得。5歳にして一流を知ってしまうのでしょうか。


閉会の挨拶は関西支社長。
関西支社の新人M君もここは真剣な表情です。


手締めの発声に指名されて大喜びのK先輩。
宴は最高潮のままお開きとなりました。

不慣れな新人たちによる幹事でしたが,先輩方による綿密なサポートのおかげで,
無事,楽しい新年会を執り行うことができました。
なんだか楽しい1年になりそうな気がします。

編集雑記をご覧くださっている皆様にとっても,楽しく,実りの多い1年となりますよう,
これからも力を尽くさせていただきます。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

(編集M)

「クリスマスケーキをみんなで食べる会」が今年も行われました。

あわただしい12月がやってまいりました。
街のイルミネーションがクリスマスを彩っています。
2013年,最後の編集雑記です。

もはや恒例となりました,カルチャー・プロの「クリスマスケーキをみんなで食べる会」が今年も行われました。写真で様子をご覧ください。


▲去年は1種類でしたが,今年はバリエーション豊富です。
モンブラン好き,チョコ好きにもうれしい内容です。


▲ホールケーキを切り分けていると…
どこからか,トナカイがやってきました。


▲切り分けたケーキに群がる人々。


▲全員はうつっていませんが,みんなで「いただきます!!」
今年もこのようにクリスマスをお祝いできるというのは,世の中が平和な証拠。
年末年始も無事に迎えられそうで,幸せだと感じます。

2013年も雑記をご覧くださり,ありがとうございました。
みなさま,よいお年を!! 来年の干支は午! わたしたちも走ります!


(編集K)

この秋,新入社員を迎えました。

大学の秋入学が盛んに議論されています。出会いの季節は,春から秋へ変わるのでしょうか。カルチャー・プロでは一足先に,この秋3名の新入社員を迎えました。そのうち2名が調布本社に,1名が関西支社に配属されました。新入社員研修を無事に終え,それぞれ一流教材編集者としての道を歩み始めています。

10月末には,調布本社にて新人歓迎昼食会が催されました。食事も落ち着いたころに,新人3名が自己紹介と抱負を発表,三者三様で個性の光る3人の決意が伝わってきます。そのあと,先輩から一言ということで,入社3年目のF君が新入社員を迎える言葉を述べてくれました。その場にいた全員が,彼の3年間の集大成を見たような気がした,そんな熱のこもった祝辞でした。3名の新人も,これからのカルチャー・プロ・ライフを想像して胸躍らせたことでしょう。

この雑記を読んでくださっている関係者の皆様方,カルチャー・プロは今後もご期待に添えるよう誠心誠意,業務に取り組んでまいります。新人3名ともどもよろしくお願い申し上げます。

(編集N)

FC東京の試合観戦をしました!

2013年の冬も駆け足で近づいています。

日を追うごとに朝晩は冷えていますが,弊社,カルチャー・プロが本社を置く調布市にある味の素スタジアム(通称:味スタ)では,今年もJリーグの終盤戦に向けてJ1(FC東京)もJ2(東京ヴェルディ)も連日ますます熱い戦いがくり広げられています。

弊社はFC東京の公式スポンサー…ではございませんが,調布市を盛り上げる一員として年間の法人チケット契約を結んでおり,週末にはサッカー好きの社員がワイワイと観戦に行っています。


▲スタンドからの景色。試合中に,調布飛行場から飛び立つ小型旅客機が
上昇して行く姿が見えることも多いです。
本日は,11月10日(日)に行われたJリーグ 第31節 FC東京 対 セレッソ大阪戦の観戦模様をご報告いたしましょう。

まずは,対戦相手のセレッソ大阪の情報と見どころから。
セレッソ大阪は,若手が強力な攻撃的なスタイルのチーム。日本代表に選出されているFW柿谷曜一朗選手やMF山口螢選手,MF扇原貴宏選手など,期待の若手メンバーが所属しています。FC東京としては,大人のサッカーで優勢を握り,パワー勝負は避けたいところ…。キックオフ前のFC東京サポーターの合唱からも,そんな強い願いが感じられました。


▲サポーターが集うゴール裏の様子。ホームゲームは特に
ユニフォームカラーでスタンドが染まります。
試合は,序盤からFC東京が積極的に攻めるかたちで進みます。何度かシュートを狙う場面を生み出すものの,フィニッシュまで至らず。反対にセレッソ大阪に攻められた混戦の中,前半31分にセレッソ大阪の南野拓実選手によって先制されます。
後半にはFC東京,長谷川アーリアジャスール選手の豪快なミドルシュートで同点に追いつき,歓喜!!
その後も何度もセレッソ大阪ゴールを攻めるというFC東京にとっていい流れになります。スタジアムのFC東京サポーターも,この流れに一喜一憂の大盛り上がり。  
  「うわーーーーー!」   
「オフサイドかーーーーーーーーー!」   
「えーっ ファールだよー!」などなど。。。
双方のチームに決定的な勝ち越し点が入らないまま,試合終了かと思われた終了間際……。
やはり”もっている”日本代表の柿谷選手,一瞬の隙を逃さずにGK権田修一選手との1対1を制し,結局そのままホイッスル。FC東京にとって苦い苦い敗戦となりました。


▲セレッソ大阪の柿谷選手による決勝ゴール直後の様子。
シュートを決めた喜びで,サポーターの方へ駆け出しています。
柿谷選手のゴールは味方ゴールキーパーからのキック1本という,まさに一瞬の出来事でした。勝負というのは分からないものです。。。
結果的に負けてしまいましたが,選手たちのとても集中力の高い接戦で本当に素晴らしい試合でした。観客にも選手たちからの気持ちが十分に届いた,そんな魅力的な時間だったと思います。
両チームともに上位争いへ加わろうとしていることもあり,当日は今シーズン最多の4万人を超えた来場者数だったとのこと。年の瀬に向けて今シーズンも残すところあとすこし,ますます見逃せません! FC東京の躍進に期待します!

以上,調布,味の素スタジアムからお伝えしました。

(編集K)

日本編集制作協会の創立30周年記念式典が開かれました。

10月23日(水),アルカディア市ヶ谷 私学会館にて,日本編集制作協会(AJEC)の創立30周年記念式典が開かれました。
第一部が嵐山光三郎先生の講演,第二部が創立30周年記念謝恩パーティーという構成。日頃の感謝の意を込めて50名以上の招待客も迎え,総勢150名を優に越え,盛況のうちに会が催されました。

嵐山先生は90分の長きに渡り,生々しい裏話や苦言,諧謔を交えながら,本作りや編集者に対する熱い思いを精力的に語ってくださいました。思わず,心の中で突っ込みたくなるような話題もありましたが,読むなと言われても読みたくなるのが本の魅力だという話は,自分の読書体験の原点を思い出させてくれるものでした。本来は,勉強だって人間の知りたいという欲求から生まれてきたはず。
「勉強するなと言われても勉強したくなる教材」そんな教材を作ってみたいものです。

続く,創立30周年記念謝恩パーティー。初対面の人でも編集者どうしということもあり,乾杯の音頭もそこそこに,あっという間に話の輪ができ,熱気にあふれたものとなりました。パーティーの中で,恒例の日本編集制作大賞も発表。当社は惜しくも選に漏れましたが,受賞作品を手に取り,見入っていた社員たちの真剣な後姿に彼らの意気込みを感じました。


▲第二部 謝恩パーティーにて。
会場が熱気に包まれている様子が伝わります。 最後は,記念式典実行委員長である当社代表の須藤による挨拶。30年の月日を振り返り感慨と感謝の言葉を述べるとともに,今回の式典を支えてきた理事や実行委員の方々を壇上に招き上げ,盛大な一本締めで華やかな記念の日の舞台の幕を閉じました。


▲AJEC理事の皆様と記念式典実行委員の方々と共に。
これまでの感謝と,今後の業界の発展をつよく祈願する弊社代表の須藤。
ご出席くださった皆様,誠にありがとうございました。

(編集S)